ひとさまのtweetから…


F35墜落で自衛隊員を心配しろ!与党批判の材料にするな!とか吹き上がっているtwを見かけたけれど、欠陥と危険性が指摘されていた事をあくまで無視したいのね。こーゆー輩が紙みたいな戦闘機に乗せられた特攻兵や安全対策無視の原発で死ぬ作業員を追い込んで行くのよね。


墜落事故が起きていまだパイロットの生死が不明…という状況において
真にパイロットの命の心配をする…というのならば
墜落してしまう戦闘機を売った国…や、それを購入した責任者に厳しい目を向けるのが筋…ってもんです

でも、それはしない…で、パイロットの心配「だけ」しろ、その他のことは言うな…というのは
パイロットの心配してるフリして、墜落してしまう戦闘機を売った国…や、
それを購入した責任者の心配をしてる…としか思えません
(だったら、正直にそない言えよ…)

昔、『トップガン』というアメリカの映画のなかで
主人公の戦闘機の訓練パイロットが危ない飛行をして帰艦したとき、
上官から「オマエが乗ってる戦闘機はいくらすると思ってるんだ! 納税者のことを考えろ!」
と怒鳴られるシーンがあったんですけど
ボクは、軍人に「納税者の目」を意識した視点があるという点には感心したもんです

一方で、日本の自衛隊が事故を起こして高額な兵器がオジャンになっても
そういう視点で批判する人はほとんどいなくて
とにかく人命の視点だけ…に集中して報道がなされて
不幸にも自衛隊員が亡くなってしまったら、殉職二階級特進…という悲しい美談でお終いになって
オジャンになった兵器(=それは市民の税金をオジャンにしたということ)はスルーする…
ということがもはや慣例になってしまってますが
それはそれ、これはこれ…として、ここは二つの視点で捉えるべき…というか
その事故原因が人的要因であったなら、例えその人が亡くなってしまったとしても
そこは批判すべきであろうし、それが兵器の構造的欠陥であったなら
そんな欠陥兵器をつくった者や、そういう欠陥兵器を購入した者をキチッと批判しないことには、
再発防止は図られないことになり、それは自衛隊員の命を軽視することになるのであります